フケ(乾癬・かんせん)

乾癬とは

乾癬(かんせん)の医学的名称は「尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)」です。最初に皮膚の一部に赤みのあるぶつぶつ(肌トラブル≒発疹)ができ、そうこうしているうちに患部が赤みをともなって隆起し、肌の角質層が銀白色のうろこ状に変化します。この変化した角質層がフケのようにボロボロと剥がれ落ちてくるのが特徴の皮膚の病気です。

乾癬の症状は、頭部から発症し、次第に広がっていくケースが多いようです。頭以外には、ひじ、膝関節、おしりなどなどが代表例です。乾癬を一度患ってしまうと、この肌トラブルが良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性症状になりがちです。但し、他人にうつることはありません。男女差で発症率に差はないですが、中年期に発症する事例が多いです。

乾癬を患っている方の50%はかゆみをともなうようです。このかゆみは、入浴時や、アルコール摂取時、刺激物(例えば香辛料など)を過剰摂取するなどして、体がほてった状態になると強みを増す傾向があります。

また、このサイト肌トラブル・肌老化をメインコンテンツとして扱うサイトのため詳しくは解説しませんが、「腱」のように筋肉と骨との結合部位に炎症が起こる「関節症性乾癬(かんせつしょうせいかんせん)」という病気もあります。関節症性乾癬では関節炎による痛みがともないます。

乾癬の原因

乾癬の発症には遺伝的な要素が深く関わっているとされますが、実際には良くわかっていません。直接の原因は、「何らか」の要因で免疫異常(アレルギー的な素因)になってしまうことです。「何らか」とは、例えば、ストレス・喫煙・メタボリック症候群などです。

乾癬の治療法

乾癬は肌トラブルが良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚の病気です。このため、その時々の症状(赤み・ぶつぶつの状態)に応じて外用薬、内服薬、光線療法、抗体療法などを適宜選択する、或いは、これらを組み合わせて治療します。

一般的な皮膚科では、処方薬としてステロイド外用薬やビタミンD3外用薬を用います。

なお、光線療法とは、患部に紫外線を照射する治療法です。また、抗体療法とは、乾癬の原因物質が特定できた場合に施術する治療法で、この原因物質をピンポイントでたたくための生化学的製剤を用います。

セルフケアも大切です。ライフスタイル(規則正しい生活とバランスのとれた食生活を続けること)はスキンケア以上に重要です。また、「自分なり」にリラックス法を見つける・できるだけストレスを避ける・ストレスを感じたらため込まずに解消する、などもこの肌トラブルには有効です。

リラックスの「自分なり」の方法に関し、喫煙はお勧めできません。喫煙によるリラックスはひとときの錯覚のようなもので、実は大きな身体的ストレスをともなうからです。その他、赤みやブツブツになっている部位を触る・掻く・こすることも可能な限り控えます。患部に対する物理刺激は、肌トラブルを悪化させるためです。

まとめ

特徴

  • 肌に赤みが生じる
  • 角質層がフケのようにボロボロはがれる
  • 他人にうつる皮膚の病気ではない
  • 頭部から発症するケースが多い
  • 肌トラブル事例の多くはひじ、膝、おしりなど

原因

遺伝的要素との関連性が疑われるものの、免疫異常(アレルギー的要因)が直接原因とされています。免疫異常には、ストレス・喫煙・メタボリック症候群などが関係します。

美容資格ライター