マスクと美容

はじめに

この投稿は、2020年5月16日に熊本日本新聞から配信された『「マスクの下は口呼吸?鼻呼吸?」マスク習慣で口呼吸倍増 健康、美容に悪影響』と題された記事をまとめたものです。

マスクと口呼吸の関係

新型コロナウイルスの感染対策としてマスクは欠かせないものとなっていますが、クマヒの「SNSこちら編集局(以下、S編集部)」からは、「マスク下での口呼吸が増えているようだ」と報じられているそうです。S編集部の公式LINEアンケートから、マスクを着用して口呼吸をする人が倍増していることが明らかになっています。

合志市で「嗅覚研究所」を主宰する医学博士の山川智美さんは、マスクをつけると口呼吸が習慣化するのではないかと心配しているそうです。口呼吸では鼻のフィルター機能でゴミや細菌を取り除くことができません。また、嗅覚低下が懸念され、そうすると認知症が増加する可能性もあるとのこと。さらに、口呼吸は口周りの筋力を低下させます。これは、リフトアップとも関係し、美容にも悪いことは言うまでもありません。

S編集部のアンケートは2019年12月12日から2日間実施され、県内在住の628人(男性247人、女性381人)人を対象にしたものです。

この結果、「マスクをしていないとき」に口呼吸をしていると答えた人は12%であったのに対し、「マスクをしているとき」に口呼吸をしていると答えた人は25%と倍以上で、女性が10%から25%倍に増加、男性が13%から23%に増加と、性別に無関係な傾向であることが明らかになっています。

美容・健康と口呼吸の関係

年代別集計では、10代以下が43%と最も多く、次に30代の37%、40代の31%、60代以上は1割程度の割合。若いうちに口周りの筋力を十分に鍛えることができず、また、リフトアップが不安になりはじめる30代、40代では筋力維持に逆行するというこの結果は、美容をはじめとするエイジングケア(アンチエイジング)全般に対し、悪影響が心配されます。

「そもそも夏場はマスクをしていないので、気温が上がると息苦しさから口呼吸が増える可能性があります。口呼吸の習慣がつくと、秋以降の風邪やインフルエンザにかかりやすくなります」と、山川さんは美容面だけでなく健康面に対しても懸念を表明しています。

鼻呼吸を促すアイデア

新型コロナウイルスの感染症対策ではマスクは必須アイテムです。マスクをしていても、鼻呼吸を意識し、口周りのたるみを予防していくことを習慣付ける必要がありそうです。例えば、ガムを噛むと鼻呼吸がしやすくなります。また、時々深呼吸することも口呼吸から鼻呼吸に戻すのには効果的です。

マスクにペパーミントの香りをプラスしたアロマスプレーを使うと、鼻呼吸を意識しやすくなり、すっきりとした気分になれるという斬新な発想をアドバイスされている方もいるそうです。

また、精油を使うという点でペパーミントを同様ですが、ユーカリをコットンに数滴垂らしてマスクと一緒に密封袋に入れて保管しておくと、マスクに香り付けできます。ペパーミントほどの爽快感は得られませんが、「刺激」はユーカリの方がマイルドです。美容的なエイジングケアに加え、肌トラブル対策も意識するのであれば後者の方がよりお勧めです。

以下は、山川さんが紹介しているアロママスクスプレーの作り方です。

  • 材料
    マスクスプレー(ルームスプレーでも可)
    無水エタノール5ml または乳化剤1ml
    精製水または天然水45ml
    ビーカーなど1個
    遮光スプレーボトル(50ml)1本
    ペパーミント精油5滴
  • 作り方
    無水エタノールをビーカーに入れ、精油を5滴落としてよく混ぜた後に精製水を加え、スプレーボトルに注ぎます。スプレーボトルをプッシュしてマスクに1回か2回スプレーすれば完成です。

ペパーミント精油の芳香成分は、冷感を感じさせてくれます。また、鼻の通りを良くして呼吸をスムーズにする効果もあります。

高血圧の方、妊婦さん、授乳中の方、てんかんのある方、5歳未満の乳幼児には使用しない方が良いとのことですので、この点は注意しましょう。

美容資格ライター