脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

脂漏性皮膚炎とは

言葉の通り(脂が漏れる)、肌の中で特に皮脂の分泌が多い場所に赤みをともなうぶつぶつ(湿疹)が出る皮膚の病気です。例えば、頭皮からの「フケ」が増加し、かゆみも酷いなどの自覚症状のある場合、脂漏性皮膚炎が疑われます。

多くの場合、このような肌トラブルは「汗疹(あせも)」なのですが、症状が長引く、あるいは軽快してもすぐに再発を繰り返すということであれば、脂漏性皮膚炎と考えるのが妥当です。

頭部に加え、おでこ、耳管、胸部、上背部、へそ、わきの下なども脂漏性皮膚炎による肌トラブルが発症しやすい部位です。

助成よりも男性に発症率が高いとされます。乳児、及び、思春期以降40歳くらいまでがピークです。乳児の場合、ほとんどのケースで自然軽快しますが、成人の場合、慢性化しやすいという特徴もあります。

脂漏性皮膚炎の原因

皮脂の分泌が多い部位には「マラセチア」というカビ(真菌)の一種が誰にでも繁殖しやすい状態で常在菌として生息しています。マラセチア(カビ・真菌)は、皮脂が大好物で、皮脂が過剰に分泌されると、急激に増殖し、赤みとぶつぶつをともなう炎症を起こします。

頭部であれば初期症状はフケの増加がほとんどで、その他の部分は「何となくかゆみを感じる」というというところからはじまります。徐々に赤くなって痒くなり、皮膚がボロボロになって剥がれ落ちてきます。

脂漏性皮膚炎の治療法

多くの場合、弱めのステロイド外用薬を使用します(かゆみや炎症が強い場合は、ストロング・ベリーストロング級のステロイド外用薬を使用する場合もあります)。

また、カビ(真菌)の一種である「マラセチア」に直接作用する抗菌剤外用薬(抗生物質)を併用するケースも多いです。

外用薬のみでは赤み・ぶつぶつ・かゆみが治まらない場合、飲み薬として抗ヒスタミン薬や高アレルギー薬を処方する皮膚科もあるようです。

まとめ

脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が多いところに赤みやぶつぶつをともなう炎症が生じる皮膚の病気です。

特徴

例えば、頭皮の場合、最初はフケがひどく、徐々に赤くなってかゆくなり、皮膚がボロボロになって剥がれ落ちてきます。頭皮以外にも以下の部位に脂漏性皮膚炎は発症しやすいとされています。

  • おでこ(Tゾーン)
  • 耳管
  • 胸部
  • 高さ
  • へそ
  • わきの下

セルフケア

特に、顔回りや頭皮の場合、洗顔やシャンプーをきちんとして皮脂を洗い流すことが大切です。

私は、頭皮から耳の裏側にかけて脂漏性皮膚炎を発症したことがあり、赤みとブツブツ、皮膚がボロボロにはがれる症状に悩まされた経験があります。

この症状はシャンプーを変更したことで軽減されたことから、洗顔料・シャンプーが自分に合っているのかという視点もプラスしてスキンケアを考えることも大切と思います。

美容資格ライター