帯状疱疹(たいじょうほうしん)

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは

皮膚に水疱(すいほう・みずぶくれ)ができる病気です。

帯状疱疹の肌トラブル症状は体のどの部位にも発症する可能性がありますが、多くの場合、額やまぶた、胸やおなか、或いは、体の片側に帯状に現れます。かゆみから始まり、次第にピリピリした刺すような痛みを感じるようになります。

この痛みは数日から1週間ほど続き、やがて赤みをともなうぶつぶつが現れ、小さな水疱が帯状に連なって形成されます。数日後、水疱は破れ、普通は2週間から3週間くらいすると、かさぶたになって治ります。

以前は、50歳以上の中高年がかかる皮膚の病気と考えられていましたが、過労やストレス過多、免疫力低下のような時代背景からか、最近では20歳代から30歳代の若年層にもこの肌トラブルが増えています。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)の原因

水痘(みずぼうそう)はご存知ですよね?多くの方が子供の頃にかかる感染症です。帯状疱疹は水痘と同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」によって引き起こされる皮膚の病気・肌トラブルです。

水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染すると、水痘にかかります。通常、水痘は1週間程度で治りますが、治ったと思っていても、実はウイルスは神経節(神経細胞が集まっている部分)に侵入しており、そこに潜伏し続けています。

いったん神経節に潜伏したウイルスはそのまま一生発症しないことも多いです。しかし、過労やストレス、ケガ、手術などで体の抵抗力が弱まると、ウイルスが活性化されて活動を始め、「赤みをともなうぶつぶつが帯状に形成される」という肌トラブルとして顕在化することがあります。ウイルス影響による肌トラブルが神経節に沿って帯状に現れることから帯状疱疹と命名されています。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)の治療法

帯状疱疹は一刻も早く治療することが大切です。治療が遅れると、ウイルス由来の神経破損がひどくなり、赤みをともなうぶつぶつが治っても「痛み」が残ってしまうことがあるためです。これを帯状疱疹後神経痛といいます。

このため、肌トラブルが発症してから数日以内に皮膚科に行き、抗ウイルス薬でウイルスの増殖を抑えることが治療・軽快のポイントとなります。他にも、神経性の痛みに対し、非ステロイド系消炎鎮痛剤が処方されたり、神経を直接麻酔する神経ブロックが適用されたりなど、症状を抑えるための様々な治療法が確立されています。

まとめ

原因

  1. 子供の頃に水痘に感染します
  2. 水痘は治りますが、そのウイルスは体内に潜伏します
  3. 過労、ストレス、けが、手術などで免疫力が低下するとウイルスが活性化します
  4. 赤みをともなうぶつぶつ(肌トラブル)が帯状に形成されます

特徴

  • 水痘と同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因
  • 赤みをともなう小さなぶつぶつ(水疱)が帯状に連なる
  • 肌トラブルが落ち着いても神経痛が残ってしまう場合がある
  • 症状は額、まぶた、胸、おなかに現れるケースが多い

兆候

肌の一部にピリピリとしたかゆみ・痛みを感じる場合や、インフルエンザに羅患した際と似たような頭痛、腰痛を感じる場合は要注意!すぐに皮膚科を受診しましょう。

美容資格ライター